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「最近、朝起きて歩くとき、一歩目が痛い …。」
「歩いていると少し緩和される。」
あなたに、このような、お悩みありませんか?
心当たりのある方は、足底筋膜炎という足の裏の痛みになっているかもしれません。専門家の判断が必ず必要ですが、判断の目安にしてみてください。
目次
足底筋膜炎の基礎知識

出典( http://medical.i-illust.com/)
足底筋膜炎とは、踵(かかと)の前、内側周辺に痛みが出てくる疾患をいいます。
足底筋膜炎の痛みは、下記のような痛みです。
・片方の足の踵周辺が痛い
・歩くと踵が痛い …。
・起床時、一歩目に足の裏(かかと)が痛い
このような状態になってくると、普段の生活の中で歩いている時にも強い痛みが起こりはじめ、日常生活にも支障が出てくるようになります。
足底筋膜炎になった患者さんのお話を聞くと、足底に「違和感があるなぁ~」や「少し痛いかなぁ~」と思っていると、どんどん痛みが強くなりはじめて、今は痛みでどうしようもなくなってきた。
というように、はじめは痛みがマシで放っておくと良くなるだろうと思っていたら、ひどくなったというパターンが非常に多いです。足底筋膜炎の痛みは、とにかく早めの対処が必要ですね。では、なぜ、このような足底の痛みが出るのか?その原因について詳しく見ていきましょう。
足底筋膜炎の原因について

足底筋膜炎は、足の裏にある「足底筋膜(踵と足指をつないでいる)、歩いたり、走ったりするときに使っている筋膜」や「足底筋膜の付着部」に炎症が起こっていることが原因です。
足底筋膜炎は、マラソンランナー、ダンサーなどが起こりやすいです。しかし、足底筋膜炎は、スポーツ疾患ではなく、長時間の立ち仕事をする女性の方、主婦の方にも起こりやすい症状なので、スポーツをしていないからといって、足底筋膜炎にならないわけではないということを知っておいて下さい。
そして、足底筋膜炎の原因としては、歩いている時に、足の指が上がってしまっている悪い歩き方をしている方に多く出る症状でもあります。
特に、ハイアーチや偏平足の方は指が上がっていることが多いですので、そのような方は特に踵の前部分に痛みが出やすいことが考えられますので、この場合の対処法について見ていきましょう。
足底筋膜炎の対処方法
①足裏へのテーピング
足底筋膜炎の対処法としては、まず足裏にテーピングを行っていきます。
外反母趾の方や指が浮いている状態(浮き指)の方は、足裏の縦横のアーチがなくなってしまっていることが多いですので、まずはそのアーチを作ることによって、痛みが起こっている部分への負担を減らしていきます。
そして、指が上がることによって踵の前部分の筋肉が引っ張られる状態になって痛みが出ていることもありますので、足裏のアーチを作ることによって引っ張られるのを防ぐことができます。
また、指を使って正しい歩き方をすることによって、その痛みを軽減していくこともできますし、また改善することもできます。
まずは足裏にしっかりテーピングを行って、正しい歩き方をするようにしていきましょう。
②ふくらはぎのマッサージやストレッチで筋肉をゆるめる
足底筋膜炎の痛みとふくらはぎの筋肉は、非常に関係しています。
足底筋膜炎になっている方で、ふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋、腓腹筋、後脛骨筋、長母趾屈筋など)にこむらがえりが起こりやすい方も多いので、ふくらはぎの筋肉は、マッサージをしたり、ストレッチをしたりして、対処するようにしましょう。
まとめ:足底筋膜炎の原因と対処法について

足底筋膜炎の原因は、足の裏にある足底筋膜に負荷がかかり、足底筋膜や足底筋膜の付着部に炎症が起こり、痛みが出る状態をいいます。
常に足裏やふくらはぎに負荷がかかり続ける状態になることが原因なので、痛みを少しでも感じたときは、早めに足の専門家(病院や整体、鍼灸)に相談するようにしましょう。


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