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歩くと足の小指の付け根が痛い。足の小指が痛くて、好きな靴が履けなくて、靴選びをどうすれば分からない…。靴を履かずに歩いている状態では、痛くないけど、靴を履いて歩くと、小指の付け根が痛くなる。
こんな風に、足の痛みでお困りではありませんか?
足の小指の痛みは、「自分だけなんじゃない」と思われている方も多いとは思いますが、症状としては、非常に多い症状なのです。
足の小指の痛みは、原因は様々ですが、原因を取り除けは、足の小指の痛みが必ず良くなっていきます。このページでは、足の小指が痛くなる3つの原因についてご紹介します。あなたの足の痛みが解消するきっかけになることを祈っております。
1.関節の歪み捻れ(内反小趾)
出典( http://medical.i-illust.com/illust_0_i.htm)
内反小趾とは、足の小指が親指側に曲がってくる症状を指します。外反母趾の小指バージョンというイメージです。また、外反母趾になっている方の約90%には、内反小趾が見られます。
内反小趾は、両足に見られるのですが、痛みを感じるのは片足の場合が多いのが特徴です。
では、なぜ両足が変形しているのに痛みを感じるのは、片足だけなのか?
これは、骨盤や下腿の歪みにより、痛みが出ている方の足に、体重が片寄りやすくなっているからです。つまり、内反小趾を解消するには、足だけの治療だけでなく、骨盤や下腿の歪みなど、身体全体のバランスを整える必要性があるのです。
※補足:内反小指になっている方の「足」の特徴
⑴開張足…開張足は、足の付け根部分が横にひろがっている足をいいます。これは足にある「横のアーチ=靭帯」が伸びきってしまい、外反母趾や内反小指、扁平足の原因にもなります。また、体重がかかると横に広がりますので、合わない靴を履いていると痛みが出てくる場合もあります。
⑵扁平足…扁平足は、土踏まずのアーチ(縦のアーチ)がなくなり、歩くときに土踏まずが地面についてしまう足の状態をいいます。成長過程で足のアーチはできてくるのですが、歩き方や骨格の問題でアーチができずに成長したときに扁平足になっていきます。
2.タコや魚の目


内反小趾で、関節が変形した状態で歩行を続けていると、1点に体重が集中するため、その部分にタコや魚の目ができてきます。その部分を守ろうとした結果としてタコや魚の目ができるのです。タコや魚の目が石のように固くなり、その固くなった皮膚が骨に当たることで、強い痛みが出てくるといった状態です。
※タコや魚の目とは、タコは角質層のことで、魚の目は、角質層の中心に芯があり、皮膚の奥にまで達している状態をいいます。激痛が走るような場合は、魚の目ができているかもしれません。
3.筋肉の過緊張

筋肉の過緊張とは、足の小指周辺の筋肉が硬くなり、痛みを起こす場合です。これは、足の小指が変形することで、小指と関係している筋肉(小指外転筋など)が引っ張られ痛みを起こすことがあります。内反小趾の場合、骨の痛みと勘違いして、パットを当てたり、安静にするだけなどの処置しかせず、なかなか良くならない場合がありますので、筋肉についても治療を行う必要があると考えられます。
足の小指の付け根の痛みの解消方法
足の小指の付け根の痛みを解消するには、小指側=外側への負担を軽減することです。そのためには、骨盤や腓骨、踵骨など身体全体の歪みを調整する必要があります。これについては、整体など身体の歪みを整えるプロに相談するようにしましょう。
自分で足の小指の付け根の痛みを解消するには、足指の運動です。
足指の運動をすることで、小指の関節の柔軟性や筋肉の過緊張を解消することができ、痛みを解消していくことができます。
足の小指を解消するときの注意点
ここで大事なのは、自分でケアすることもできますが、痛みを早期に改善するには、専門家に診てもらうことです。足の小指の痛みは、放っておくだけで痛みがなくなってくることもありますが、原因を取り除くことができていないので、再発する恐れがあります。
根本的に改善したい場合は、必ず専門の先生にみてもらいましょう。
まとめ
ここでご紹介している「足の小指の痛みの原因」は、病院では指摘されない理由も多くあります。でも、実際に患者さんが、その原因を取り除くことで解消しているので、痛みを引き起こす原因は、1つに絞らないことが、痛みを解消する最短距離になるかもしれません。最後にそれぞれの要素について確認しておきます。
・関節の歪み捻れ:内反小趾と呼ばれる小指が親指側に変形することで、関節に歪み捻れが生じて、痛みが出るきっかけになります。
・タコや魚の目:
内反小趾になることで、タコや魚の目ができ、小指の付け根の痛みにつながります。小指の付け根の痛みは、骨だととらわれずに、タコや魚の目にも目を向けてみましょう。
・筋肉の過緊張:
一般的に、内反小趾だと筋肉に原因があるとは言われませんが、筋肉も歪み捻れを起こすので、必ず小指に痛みを感じたときは、チェックをするようにしましょう。
痛みには、必ず原因があります。原因に気づくことで、自分にあった適切な対処をとることができますので、自分は何が原因で痛みが出ているのかを、まずは自分で見てみましょう。それで痛みが変わらないときは、早めに専門の先生に相談しましょう。
※このサイトでご紹介している記事内容については、効果に個人差があります。個人の判断と責任のもとで、参考にしてください。痛み不調を感じているときは、自分で判断せずに、必ず医療機関を受診するようにしましょう。


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